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スローピッチとは?

アメリカンスタイルのソフトボール、それがスローピッチなのだ。

僕たちはスローピッチ公式ルールのチーム

日本では、ときどきスローピッチというゲームが誤解されています。ウィンドミルを投げないから自分たちはスローピッチソフトボールをやっている、という誤解です。

違うんです。ウィンドミルで投げなくても(それはスタンダード投法と言います)ファストピッチのルールに準じてゲームをしている限り、それはファーストピッチなんです。スローピッチとは投法ではなく、ルールだということを認識してください。

僕たちはアメリカのASAやUSSSAなどのルールを参考にしていますが、日本ソフトボール協会のオフィシャルルールブックにも、ちゃんと「スローピッチソフトボール」のルールが明記されています。ぜひお読みになってください。

スローピッチは、アメリカで最も普及している草野球

アメリカに留学や長期出張していた人は、かならず一度や二度は目にしたり誘われたりしたはずです。アメリカでは硬球を使ったベースボールやウインドミルで投げるファストピッチは、学校のクラブ活動などで行われる本格競技と位置づけられているので、一般人はほとんどプレイしていません。

軟球やゴムソフトボールが存在しないアメリカでは、日本で見かける草野球と同じ感覚が、スローピッチソフトボールなんです。

スローピッチは、打撃戦のゲーム
スローな硬式球を、思いっきり振り抜く。これがスローピッチの醍醐味。

投手は、1.8m以上(日本のルールでは1.5m以上)の高さを通過する山なりの投球をしなければなりません。山なりボールも慣れないうちは、ちょっとやっかいですが、慣れれば誰でも打てるようになります!

だからスローピッチで3割打者は少しもエラくないんです。5割打者や6割打者が少なからず存在するから。

そう、スローピッチは打って打って、打ちまくるボールゲームなんです。だから面白い。ホームに帰ってきた選手たちの顔は、みんな子供のようにキラキラ輝いるのが、その証拠です。

守りのアドバンテージ
SFをうまく使って、守り抜け!

打撃戦だと、守る時間も長くなりそうですが、そこは良くできていて、スローピッチは10人の野手で守るのことができます。10人目の野手とはショートフィルダー(SF)といって、内外野どこでも守備につけるプレイヤーです。

また、ファストピッチでの走者は、投手の手からボールが放れた瞬間に離塁できますが、スローピッチでは投球がバッターボックスに届くまで離塁できません。ですから必然的に走塁のスタートは遅れるわけで、内野ゴロゲッツーが取りやすくできていたりします。

試合展開はスピーデイー
スローで、スピーディーでスリリング。それがスローピッチ。

1点を守り抜くのではなく、3点、4点、5点を取りにいくことを競うゲーム。だから、投手は速球も投げられないし、打者はスクイズやバント、盗塁も禁止です。捕手はブロックして走者を止めるなんてことも厳禁。1点取られたら2点取り返そう、これがモットー。そして安全が第一。

超スローな山なり投球だから、技術の高い経験者なら何球でもカットしてファールにすることができます。だからそれも禁止。2ストライクに追い込まれてからのファールはアウトになります(記録は三振)。

このようにスローピッチのルールには、試合時間を短縮するために考え出されたものが多くあります。2時間あれば2試合できることもあるくらい、試合展開はたいへんスピーディーです。

ユニバーサルスポーツとしての可能性

ゆるい山なりの投球を打つゲームですから、年齢、性別、野球経験の有無の差が、軟式やファーストピッチと比べてあまり感じにくい競技です。エキストラヒッター(EH)という打つだけの選手を起用できるので、守備が苦手という人も参加できます。

またエキストラランナー(ER)という、打者の代わりに走る選手を起用することも出来るので、走ることの出来ないハンディキャップがある人の参加も可能です。

アメリカでは、12インチよりさらに大きなボールを使う70歳代や80歳代の方たちのリーグが存在します。この日本でも、柔らかなゴムボールを使用すれば、お年寄りから子供までがいっしょに楽しめる大らかなスポーツとして、スローピッチソフトボールは発展していく可能性も、おおいに期待できます。